Nさんは、ねこと自分とは対等だよ、と言うのだけど、Nさんがあまりにねこの理想の人すぎて、つい下にも置かない対応をしてしまいます。

Nさんが椅子に座っていたら、隣ではなくてその足元に座ってしまうし(そこが居心地がよいのです)、Nさんが疲れたと言ったら、ずっと全身を揉んであげます。

Nさんがそれをねこに求めているからではなく、Nさんの存在がねこにそうさせるのです。

Nさんは、例えばねこが体を揉んであげると
「ごめんね、こんなことしてもらって…」
と、その後にはねこのことも揉んでくれたりします。

それももちろんねこは嬉しいのですが、何よりもNさんに
「ありがとう、ねこのお陰だよ」
と言ってもらえることが、もう嬉しくて仕方がないのです。

ねこというより、ご主人様が大好きな犬、かもしれません。

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